更新日:2024/11/18
公開日:2024/08/29
ビールグラスの選び方とおすすめ10選【ペアグラスや人気のうすはりグラスなど】
日本各地のブルワリーからこだわりのビールを直接購入できる、国内最大級クラフトビール専門の産直通販サイト「ビールの縁側」を運営。会員登録数1万人突破。編集部メンバー全員が大のクラフトビール好き。
目次
ふうっとひと息つくビールとの時間。缶や瓶のビールをプシュッと開けて、そのままごくごくっと飲むのもおいしいけれど、グラスに注いで飲むと、クラフトビールとの時間がもっと楽しくなるって知っていますか?
グラスの形によってビールの味わいが変わったり、本来のおいしさを引き出してくれたり。グラスに注いで飲むと、さらなるビールのおもしろさに気づけるはず。
ということで今回は、ビールグラスを深掘り!グラスの種類やその特徴、扱い方などをご紹介します。
お気に入りのビールグラスをおうちに揃えておけば、毎日の晩酌がちょっと豊かな時間に。気分を変えたいときなど、大切な時間にも寄り添ってくれます。ぜひ、気になるビールグラスを見つけてみてください!
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グラスに注ぐと、なんでビールがおいしくなるの?
「グラスにビールを注いで飲むとなんとなくおいしそう」と思っている方は少なくないのではないでしょうか。実はそのとおり。ではなぜ、グラスで飲む方がおいしく感じるのでしょう。
理由は大きく3つあります。
1.香りや味わい、泡立ちをより楽しめる
ビールをグラスに注ぐことで、対流で泡がよりいっそう立ち、香りもふわりと広がります。あわせて、味わいはもちろん飲むときにも香りをしっかりと楽しむことができるのがビールグラスでビールを飲む醍醐味。
同じビールでも、グラスに移して飲むのと瓶や缶のまま飲むのとでは味わいに大きく差が出てきます。
特に缶ビールはグラスに移して飲むのがおすすめ! 缶のままだと、口をつけた部分のアルミの風味がビールの味わいを邪魔してしまうことがありますが、グラスに移せばその心配もなし。
瓶や缶のまま飲むのは手軽ですが、余裕のあるときはちょっとしたひと手間としてグラスに移して飲んでみるのもいいですよ。
2.見た目を楽しめる
ビールがグラスに注がれていくときに泡が踊るようにして浮かんでいく様子は、ビールを飲みたい気持ちをグッとそそります。
ビールによって泡の乗り方や色の輝き方も違うので、それぞれの違いを目で比べながら楽しむのも、ちょっとオシャレな楽しみ方ですね。
また、飲み進めていくとグラスに残っていく“エンジェルライン”と呼ばれる泡のラインもビールならでは。ビールを飲むのが上手な人はペースを保つためにひと口の量が一定で、エンジェルラインの幅が均一になるのだとか! 少し上級者向けの楽しみ方ではありますが、グラスでビールを飲むときは試してみるとおもしろいかもしれませんよ。
3.お気に入りグラスで飲むことにより気分が上がる
一仕事終えたあとや育児のあとのひとりの時間、ちょっとイヤなことがあったときの気分転換。そんなとき、ビールを注ぐグラスがとっておきのお気に入りだと、ビールを楽しむ時間の質もグッと上がります。
コレクションとしていろいろなブルワリーのグラスを集めて、飲むビールのブルワリーグラスを使うのもこだわりがあってオシャレですよ。パートナーや家族といっしょに暮らしている方は、自分用のビールグラスを決めて持っておくのもいいかもしれません。
ビールを楽しむ時間を特別にするためには、ビールグラスをこだわって選ぶことはとっても大切なのです。
ビールをグラスに注ぐだけで、目で見て、鼻で感じ、口で味わうことができ、より一層ビールを味わい深く感じられる。じつは、グラスにビールを注ぐのは、良いことづくしなのです。
どんなグラスを選べば良いの?
せっかくビールグラスを持つなら、きちんとビールがおいしく味わえるものを選びたいもの。ビールグラスには数えきれないほど種類があるので、その中から自分のお気に入りを見つけるためには次の6つのポイントを押さえておくといいでしょう。
ここからは、この6つのポイントについて詳しく見ていきます。
1.形状
ビールグラスの形状は、ビールの泡立ちや香りに大きく関わってきます。
例えば、曲線的でふくらみやくびれがあるグラスは、注いだ時ときに中で対流が起こり、複雑な香りをより引き立たせてくれます。細長くストレートなグラスだと泡持ちが良く、キレが際立ちます。
形状はビールの種類ごとに適したものがあるので、後述の「ビールの種類に合ったビールグラスの形も知っておこう」のパートで詳しく紹介します。
2.飲み口の広さ
飲み口の広さで、口に入ってくるときのビールの流れ方や量が変わってくるため、味わいや喉ごしにこだわりたい方はチェックしておきたいポイントのひとつです。
飲み口が広いグラスは、香りが芳醇でアルコール度数が高く、ゆっくり味わいたいビールにおすすめ。一方、狭いグラスはのど越し重視で、ごくごくと飲みたいビールに適しています。
3.容量
容量は、ビールが一度に注ぎ切れるものを選ぶのがおすすめ。
注ぎきれなかったビールが空気に触れて酸化するのを防ぐことができます。また、一般的なクラフトビールの場合は一度に注ぎきれた方が酵母の溜まりによって味が変わるといったことも起こりません。
缶ビールでは350ml・500ml、クラフト瓶ビールでは330mlが一般的な容量です。普段よく飲むビールの容量に合わせてビールグラスを選んでみましょう。
4.分厚さ
ビールグラスの分厚さは、ビールの口当たりや喉ごしに大きく関係してきます。
厚手のグラスは外からの熱が伝わりにくいため、ビールの冷たさをキープしたまま最後まで楽しむことができます。また、分厚いグラスのおかげでグビグビとビールを飲めるので、喉ごしよく飲みたい方にもおすすめ。
反対に薄手のグラスはぬるくなりやすいですが、グラスを口につけたときの感触がよく、濃厚で繊細なビールにぴったり。ただ、少し力が加わるとすぐに割れてしまうのでグラスを洗うときには気を使ってしまうかもしれません。
5.脚の有無
グラスに脚があると、ビールが入っていない脚の部分を持って口に運べるため、手の温度がビールに伝わるのを防ぐことができます。「ビールはできるだけ冷たいまま飲みたい!」という方は脚付きのグラスを選ぶと◎。
反対に、脚がないビールグラスは手で温めるようにしながら飲めるので、温度の変化を楽しみたいときにおすすめです。
6.素材などのビジュアル
ビールグラスの素材やビジュアルにこだわって、見た目にウキウキするものを選ぶのも大切なポイント!
好きなブルワリーのロゴ入り、キャラクター入り、楽しかったイベントのオリジナルグラスなど。見ているだけで、持っているだけで楽しくなるグラスなど、好みのグラスを使ってビールを楽しみましょう。
また、素材は見た目だけではなくビールの味わいも大きく左右します。デザインはもちろん、その素材が持つ特徴にも注目してみるのもおすすめ。
ビールグラスに使用される代表的な素材は、
・ガラス
・陶器
・ステンレス
・銅
などです。それぞれの味わいや口当たりについて見てみましょう!
ガラス
最も一般的と言ってもいいのがガラスのビールグラス。飲食店でも多く採用されており、ビールの色や泡のきめ細かさが目にも楽しむことができます。形もさまざまな種類があるので、好みのグラスを見つけやすいですよ。
特に、ちょっと高級なビールグラスとしてプレゼントにも人気な“うすはり”のビールグラスは、名前のとおり薄いガラスが口当たり優しく、ビールが滑らかに口に入ってきます。
ステンレス
シルバーで少しマットなビジュアルがスタイリッシュなステンレス製のビールグラスも、ガラスのビールグラスに次ぐ代表的な素材。飲食店はもちろん、家庭用としても多く見かけます。
保冷力がとても高く、気温にもよりますが冷たさを1時間以上キープできるので、キンキンに冷えたビールを楽しみたい方にはピッタリ。“二重構造”や“真空断熱”と表記されているものは、さらに高い保冷力を持ちます。
無地のデザインが多いイメージですが、ロゴやイラストが描かれたかわいらしいものもあるので、ぜひ好みのデザインを探してみてくださいね。
陶器
味のあるデザインが多い陶器のビールグラス。全く同じデザインのものがないところに風情を感じられます。
見た目だけでなく、濃厚な泡立ちを楽しめるのが陶器製のグラスのいいところ。陶器ならではのザラザラした質感が、ビールを注ぐときにクリーミーな泡を作り出してくれます。ただ、グラスの内側がコーティングされているものもあり、その場合は泡作りができないため購入の際は気をつけましょう。
銅
ステンレスの魅力が“保冷力”であるのに対して、銅の魅力は“熱伝導”。グラスにビールを注いだ瞬間からグラスに冷たさが伝わり、触るとびっくりするほどキンキンに!
もちろん飲み口までしっかり冷たくなるので、口に当たった瞬間から冷たさを感じられます。
銅のビールグラスはボコボコとした表面が特徴の「槌目(つちめ)模様」が施されているものが多く、代表的なデザインとなっています。
ちなみに、お気に入りのビアスタイルがある方は、「ビアスタイルに合うグラス」という観点からグラスを選ぶと、味わいや香りが最大限楽しめるのでおすすめです。
ということで次の章では、ビアスタイル(ビールの特徴)ごとに、おいしく味わえるグラスをご紹介します。
ビールの種類に合ったビールグラスの形も知っておこう
ビールグラスの形は大きく分けて、次の8種類。
エール、ラガー、ピルスナーなど、ビールの種類によってグラスの形を変えて使うことで、ビールの特徴をさらに引き立たせて味わいを楽しむことができるようになります。
ここでは、8種類のビールグラスについて、特徴やそのグラスに合うビール、おすすめのシーンなどについて紹介していきます。
チューリップグラス
【合うビアスタイル】ペールエール、IPA、ベルギービール各種、エール系全般
脚付きでチューリップのように下部が膨らみ、一度狭くなって飲み口部分が広がった形のグラス。泡持ちが良く、グラス内で対流が起こりやすい形になっていることで香りを高めてくれます。
ビールを口に運ぶ際も、グラスを傾けたときに液体が広がりながら口の中に入っていくので、味わいをまんべんなく感じることができるのも特徴。
エールビールやIPAなど、香りが特徴的なエール系のビールとの相性が抜群です。さまざまなスタイルに合い使い勝手も良く、見た目もかわいいので、プレゼントにもおすすめです。
パイントグラス
【合うビアスタイル】ペールエール、エール系全般
脚はなく、飲み口が広くて下にいくほど狭くなる形のグラス。“パイント”はイギリスやアメリカで使われている容量の単位で、イギリスでの1パイントは568ml、アメリカでの1パイントは473mlになります。他のビールグラスに比べてサイズが大きく、分厚めのガラスでできたものが多く見られます。
味わいや香りがダイレクトに感じられるグラスで、エール系全般におすすめです。
ピルスナーグラス
【合うビアスタイル】ピルスナー、ラガー全般
細く背の高いグラス。名前のとおりピルスナーにおすすめのビールグラスで、日本の大手メーカーが出しているビールはピルスナーが多く、日本人にも馴染み深いビールなので普段使いにもおすすめ。
すっきり爽やかな苦みでキレの良いピルスナーの味わいを引き立ててくれるグラスです。パイントグラスに比べて小さめのものが多く、容量は250〜330ml程度。さらに、うすはりのビールグラスで味わえば、口当たりも良く、キレのあるピルスナーのおいしさが存分に感じられるはずです。
ヴァイツェングラス
【合うビアスタイル】ヴァイツェン、ピルスナーなど
下部が狭くすぼまって背が高く、上部がふっくらと膨らんだ形。ドイツ発祥のグラスで、500mlのビールを注ぐと泡も合わせてぴったりおさまる容量になっています。泡持ちがよくグラス内に芳醇な香りを閉じ込めておけるので、小麦麦芽を使用したヴァイツェンなど、繊細でフルーティーな香りのビールとの相性が良いグラスです。
タンブラーグラス
【合うビアスタイル】ラガー、ビール全般
円筒形のグラス。飲み口が底と同じ大きさ、または少し大きめなのが特徴です。汎用性が高く、どんなスタイルのビールでもおいしく味わうことができますが、冷たさを長く保つとおいしくいただけるホワイトビールは特にタンブラーグラスに向いています。
どんなビールにも合うグラスなので、ちょっとしたグッズやタンブラー型のブルワリーオリジナルのグラスとして使われていることも少なくありません。好きなブルワリーのクラフトビールをオリジナルビールグラスで味わうのも、格別な時間です。
IPAグラス
【合うビアスタイル】IPA、ペールエール
下部はデコボコと波打ち、上部はたまごのような形のグラス。デコボコの部分は飲むたびに新しい泡がつくられ、ビールの香りをキープしてくれます。また、この凸凹は握りやすさも考慮して設計されており、握ったときの体温でビールの温度を少しずつ上昇させ、ホップの香りが引き立つようにもなっています。
口がすぼまっているのは、IPAなどが持つフルーティーなホップの香りを閉じ込めてくれる効果も。飲むときに鼻がグラスの中にすっぽりと入るため、豊かな香りと心地良い苦みが一緒に感じられるのも特徴です。
フルートグラス
【合うビアスタイル】サワーエール、ランビック、フルーツエールなど
脚があり、縦に細長いグラス。シャンパングラスに似た形が特徴で、飲み口が狭いことで炭酸が抜けにくいつくりになっています。縦長い形のおかげでビールを注ぐときに落差ができ、泡が立ちやすいので香りをしっかりと閉じ込めてくれます。華やかな香りと酸味が楽しめるサワーエールやランビック、フルーツビールがおすすめです。
また、泡持ちが良く、泡がふつふつと美しくあがり、目でも楽しめるグラスです。おしゃれな形のビールグラスなので、ちょっとしたパーティーシーンや食卓を彩りたいときなど、特別な時間にも寄り添ってくれるはず。
ゴブレット
【合うビアスタイル】バーレイワイン、ストロングエール、度数の高いビール
高さはなく脚があって飲み口が広く、聖杯のような形をしているのが特徴です。安定感があり扱いやすい形のグラスですがしっかりと傾けなければ飲むことができないようになっており、少しずつ味わうバーレイワインや度数の高いビールに適しています。
ビールグラスとしては日本であまり馴染みのない個性的な形が見た目にも魅力的ですね。かわいらしい形をしているので、デザートを盛り付けるのにも使われることもあります。
おすすめのビールグラス10選をご紹介!
ここからは実際におすすめするビールグラスを、10個厳選してご紹介していきます。
これまでに説明してきたビールグラスの選び方やビアスタイルごとにおすすめのビールグラスの種類をふまえながら、自分やプレゼントする相手に合ったものを見つけてくださいね!
普段使いできるものからちょっと特別な気分を味わいたいときにピッタリなものまで、幅広く
1. かわいらしい形が特徴のチューリップグラス
グラスメーカー『シュピゲラウ』のチューリップグラス。耐衝撃性・耐久性が高いので長く愛用できます。食洗機も使用できるのでお手入れに気を使いすぎなくていいのもうれしいですね。
容量は440mlですが、ぴったりではなく半分を目安にビールを注いで飲むと、ビールの風味や味わいを最大限に楽しめます。
2個セットなので、パートナーや家族と暮らしている方にもおすすめ。かわいらしい形がテーブルを彩ってくれますよ。
【サイズ】口径―×高さ15.5cm・最大経―
【容量】 440ml
【重量】 ―
2. イギリス風パイントグラス“ノニックグラス”がおしゃれ
エール系のビールにおすすめのパイントグラス。その中でも“ノニックグラス”と呼ばれるパイントグラスは、上部に膨らみがついていて、ビールの香りがグラスの中に広がりやすくなっています。また、指を引っかけやすくする役割もあるので大きく持ちづらいパイントグラスも楽に持つことができますよ。
550mlの缶がちょうど入り切る大きさなので、普段の晩酌用グラスにいかがですか?
【サイズ】口径8.5cm×高さ14.7cm・最大経8.7cm
【容量】 約560ml
【重量】 ―
3. 小ぶりなサイズがちょい飲みにピッタリなピルスナーグラス
脚元の模様がかわいらしい、プラスチック製のピルスナーグラス。小ぶりなサイズなので、ちょい飲みや1杯目のビール用のグラスとしてぴったりです。安定感があって割れづらく丈夫なので、子ども用にジュースを入れるグラスとして使うのも◎。野菜スティックを差して食卓に並べても、テーブルの彩りになりますよ!
食洗機対応で、洗うときもラクラクです。
【サイズ】口径7.4cm×高さ17cm・最大経―
【容量】 270ml
【重量】 140g
4. スタイリッシュな見た目が魅力的なヴァイツェングラス
中心のカーブと縦長のフォルムがスタイリッシュなヴァイツェングラス。ストロークの長さと中心のカーブが、口元にビールを速く運ぶことで、はっきりとビールの味わいを感じられます。
ヴァイツェングラスではありますが、さまざまなビールの味わいを楽しめるように設計されているのもうれしいポイント。グラスの素材には、輝きと透明度に優れている上、鉛やバリウムを含まず環境にやさしい「トリタンクリスタル」が使用されています。
【サイズ】口径7.4cm×高さ21.7cm・最大経7.4cm
【容量】 450ml
【重量】 340g
5. 冷たさキープ!キンキンを楽しめる純銅のタンブラーグラス
純銅でできたこちらのタンブラーグラスは、ビールの温度を15分ほどキープしてくれます。また、三段階になっているグラス内側の削りがビールの泡立ちを際立ててとろとろの泡を楽しむことができるのもポイント。口に触れたときの感触は、うすはりグラスを意識した作りになっています。
飲み口が広めで底もほどよく浅いので、スポンジが入りやすく洗い物もしやすいですよ。
【サイズ】口径8cm×高さ10.5cm・最大経―
【容量】 350ml
【重量】 ―
6. こだわりのIPAグラスはビール好きへのプレゼントにも
IPAやペールエールを楽しみたいときにピッタリなIPAグラス。下半分がデコボコになった個性的なフォルムは、テーブルをおしゃれに飾ってくれること間違いなし!
飲むときはデコボコ部分を持つことで、手の体温でビールの温度が変化し、変わっていく味わいを楽しむことができますよ。
ビールはもちろん、ハイボールやお茶、コーヒーなどを飲むのに使うのもおすすめです。
【サイズ】口径―×高さ18.6cm・最大経―
【容量】 540ml
【重量】 ―
7. 一口ののどごしが最高なうすはり硝子のグラス
職人の高い技術によって作られた『松徳硝子』のうすはりグラスは、すべて手仕事によってできており、想いと技術が詰まっています。ビールの口当たりをダイレクトに感じられる極限の薄さを実現しながら、強度が保たれているので比較的扱いやすいのが特徴。
150mlという小さめの容量は、“はじめの一杯”にぴったり。もちろん、普段使いや瓶ビールを飲むときのグラスとして使うのもおすすめです。
【サイズ】口径5.4cm×高さ9.7cm・最大経―
【容量】 4ml
【重量】 36g
8. あたたかみのある竹素材のゴブレットグラスもおすすめ
ビールグラスにはめずらしい、竹製のゴブレットグラスはどこかあたたかみが感じられます。竹そのものの色を生かした高級感のあるホワイトカラーがおしゃれ。竹なのでガラスに比べて割れづらく、長く使用できます。
ビールはもちろん、ワインを飲むときやサラダを盛り付けるのにも活用できます。
他のグラスに比べて少し値が張りますが、特別な時間を楽しみたいとき用のとっておきグラスや、大切な人への贈り物として選んでみてはいかがでしょうか?
【サイズ】口径7.5cm×高さ10.5cm・最大経―
【容量】 230ml
【重量】 110g
9. ビールはもちろんお湯割りにもピッタリな二重構造ステンレスグラス
保冷力にすぐれたステンレスグラスに、さらに二重構造を施したこちらのグラス。結露しづらいのでビールを飲むときに手が濡れないのがうれしいですね。表面はダイヤモンドカットになっており、高級感のあるビジュアルも◎。
ビールを注ぐとクリーミーな泡を作り出し、キープしてくれます。
保冷力だけでなく保温力も高いので、お湯割りをよく飲む方にもおすすめ。
【サイズ】口径7.2cm×高さ12.8cm・最大経―
【容量】 370ml
【重量】 205g
10. 贈り物におすすめ!泡立ち豊かなペアの陶器グラス
キメの細かい黒土で作り上げられた美濃焼陶器のビールグラス。ペアになっており、片方は金、片方は銀の模様が施されています。一つひとつ手作りされた陶芸家の想いがこもったビールグラスは、結婚祝いや両親へのプレゼントにぴったりです。
容量は500mlで、たっぷり入るサイズに。陶器ならではのなめらかな泡立ちを楽しむことができます。
【サイズ】口径8.5×高さ約14cm・最大経―
【容量】 500ml
【重量】 ―
よりおいしく飲むためのグラスの扱い方
ここまでグラスの形や味わいの引き出し方についてご紹介してきましたが、“きれいなグラス”にビールを注ぐことが大前提!グラスがきちんと洗浄できていない場合、ビールを注いだ時に気泡ができる、泡立ちが悪くなるなど、ビールの味わいを損ねてしまうのです。
ビールをおいしく飲むためにグラスをきれいに洗って乾かす、ちょっとした3つのポイントをご紹介します。
1.スポンジはグラス専用のものを用意
普段から食器洗いに使うスポンジをビールグラスに使ってしまうと、油が移ってグラスが美しくなくなってしまいます。ビールの味も損ねてしまうので、グラス洗い専用のスポンジを用意しましょう。
このとき注意したいのが、乳製品を入れたグラスはグラス洗い専用スポンジを使わないこと。飲み物とはいえ、牛乳やヨーグルトにも油が含まれます。
きれいなスポンジを使い、よく泡を立て、しっかりと洗って泡を残すことなくすすぎましょう。
2.自然乾燥が一番
ビールグラスは吹き上げずに自然乾燥させましょう。
布やペーパータオルなどでビールグラスを拭くと、グラスの内側にほこりが付着してしまいます。ほこりがついたままのグラスにビールを注ぐと気泡ができてきれいに泡立たず、必要以上に炭酸が抜けやすくなってしまいます。
グラスを乾かすときは網の上などの通気性のよいところに伏せて置くのがポイント。通気性の悪いところで乾かすと水垢ができてしまい、グラス内にほこりがついているのと同じような状態になってしまいます。
3.目視でチェック
最後はグラスを持ち、目視で汚れが付着していないかをチェックしましょう。明るい場所に掲げて目で見るという、グラスに対してちょっと意識を向けるだけで、ビール本来の味わいを引き出すことができます。おいしいビールのために、ぜひきれいなグラスで味わってください。
ちなみに、しっかりと洗えているグラスは、ビールを飲んだあとに、グラスに層になったレース状の泡のライン「エンジェルリング」ができます(イラスト右)。
一方でちゃんと洗えていない場合、グラスに注いだとき、きめの洗いぶくぶくとした「カニ泡」ができ、気泡をたくさん生んでしまうのです(イラスト左)。
飲み終わったあとのエンジェルリングは、おいしいビールを飲んだ証。ぜひ、エンジェルリングができるような美しいグラスで、おうちビールを楽しんでください!
お気に入りのグラスを用意したら、おうちで樽生を味わおう
「ビールの縁側」は、日本各地のブルワリーから好きなクラフトビールを選んで注文することができます。お気に入りのグラスを選んだら、そのグラスで最大限おいしく味わえるビールを探すのもひとつの選び方。
ブルワリーから直接届く「飲ん樽」という専用の樽から最適なグラスにビールを注げば、おうちに居ながらにして極上のビールが味わえます。
「種類(ビアスタイル)から探す」こともできるので、お気に入りのビールグラスを見つけたら、ぜひ最適なビールを見つけてみてください!
クラフトビールといっても種類が豊富にあり、ホップの苦味や香りがクセになる「IPA」や、コクの深さが日本人に合う「ペールエール」などさまざまです。
売れ筋ランキングでは週間ランキングや、クラフトビールの種類別ランキングが分かり、最近のトレンドが把握できます。これまで知らなかったクラフトビールに出会え、嬉しい発見ができるはず。
またどのビールが自分好みなのかイマイチわからない方のために、「飲み比べセット」をご用意しました。きっとあなたのお気に入りの味が見つかりますよ。